日立グループの序列を分かりやすく各社の年収も含め解説

日立グループの序列

日本を代表する大手企業グループ、日立グループ。日本人であるなら誰しもが聞いたこと、利用したことがある企業ではないでしょうか。

日立グループは国内だけで見ても数えきれないほどのグループ会社を保有しており、簡単に理解することは難しいと思います。

本記事では日立グループの構造や、各社の年収などについて分かりやすく解説していきますので、是非、最後までお付き合いください。

日立グループの基本情報

日立グループの基本情報

まずは、「日立グループ」に関する基本的な情報を確認していきましょう。

日立グループとは?

日立グループとは、日立製作所をはじめとする企業グループです。

連結子会社879社、持分法適用関連会社407社という日本を誇る大規模企業グループであり、グループ全体の従業員数は正社員だけでも約30万人にのぼります。

創業以来100年以上に渡り「優れた自社技術・製品の開発を通して社会の貢献する」ことを企業理念として抱え、さまざまな分野に挑戦してきました。

その取り組みの幅は広く、金融・製造・流通・小売・医療・鉄道やバス・エネルギー・建設・不動産・IT・一般向け商品サービスなど、多岐に渡ります。事業をひとつずつ単発で考えることなく、全てが社会価値・環境価値・経済価値を向上させる「社会イノベーション事業」であるという考えのもと、発展を続けるグループです。

日立製作所について

日立製作所は、日立グループの中核である電機メーカーです。茨城県日立市にあった鉱業所を源流にしていることや、メイン工場を同じく日立市に設立していることからこの名がつけられ、他の日立グループと呼び分けするために「日製」の略称で呼ばれることもあります。

家庭用パソコンからスーパーコンピューターまで幅広く扱う「ITセグメント」、発電・変圧・原子炉製造を出がける「エネルギーセグメント」、産業・流通・水を担う「インダストリーセグメント」、ビルや鉄道を担当する「モビリティセグメント」、医療・ヘルスケア・家電・自動車部品など生活を支える「ライフセグメント」の5分野に分かれているのが特徴で、電機メーカーという総合ジャンル内におさまりきらないさまざまな事業展開をしています。

トヨタ自動車・日本電信電話(NTT)に次ぐ規模の従業員数を誇る超大手企業であり、日立グループの根幹として知られています。

御三家と新御三家について

日立グループには、「日立御三家」と「日立新御三家」と呼ばれる会社群があります。

日立御三家は、日立化成工業株式会社(現在の昭和電工マテリアルズ株式会社)・日立金属株式会社日立電線株式会社(後に吸収)の3つです。グループ内の他企業よりも早期の段階で独立・分離したため御三家として総称されています。

日立新御三家は、株式会社日立ハイテクノロジーズ日立キャピタル株式会社日立マクセル株式会社(現在のマクセル株式会社)の3つです。グループ内では比較的近年創業した新しい会社でありながら、短期間でグループ全体を支えるようになった大企業であり、ブランド力があるのが強みです。

日立グループを支える7つの企業を紹介!

日立グループを支える7つの企業

ここからは、日立グループの根幹を担う7社を紹介します。それぞれの企業概要や事業内容・平均年収に至るまで幅広く紹介していきますので、日立グループへの理解度を深めたい方は是非目を通してみてください。

①日立製作所

株式会社日立製作所は、日立グループの成長の根源である最主力企業です。

千代田区丸の内に本社を構え、2020年に創業110周年を迎えました。そのモノづくり技術は日立グループだけでなく日本という国全体を支えるものとして認められ、OT技術(Operational Technology=制御・運用技術)とIT技術(information technology=情報技術)の分野でも大きく成長しています。

日立製作所単体での従業員数は33,490名(2019年3月末日時点)であり、有価証券報告書で公表している2020年度の平均年収は903万円程度です。過去5年間の平均年収が877万円であることを鑑みると、待遇が上がっていることが分かります。

②日立ソリューションズ

株式会社日立ソリューションズは、情報通信業界に属する企業です。

品川区東品川に日立ソリューションズタワーと呼ばれる自社ビルを備え、2020年に創業50周年を迎えました。

システムインテグレーション企業として名高く、アプリケーション開発からパッケージ開発まで幅広く取り扱い、金融・公共・交通・教育・医療・建設・財務会など多岐に渡る分野に商品サービスを提供しています。

デジタルマーケティング・スマートマニュファクチャリング・ビックデータ解析など近年注目度が高まりつつある取り組みにも積極的であることからも、リーディングカンパニーと呼ばれる理由が分かります。

2020年9月末日段階での従業員数は4,748名であり、平均年収は696万円です。

昭和電工マテリアルズ株式会社

昭和電工マテリアルズ株式会社は日立グループが有する化学メーカーです。

半導体・カーボン・セラミック・樹脂・電機絶縁体・配線板材などを手掛け、スマートフォンなどデジタルガジェット・環境対応車・自然エネルギー・ヘルスケアやライフサイエンスの分野に多くの製品を提供しています。

日々絶え間なく進化する化学開発産業を担う企業であり、時代を切り拓く先進技術を保有する会社であるため、第5世代移動通信システム(5G)や先進運転支援システム(ADAS)をはじめとするモビリティ領域に積極参入しています。

千代田区丸の内のグラン東京サウスタワーに本社を置き、単独従業員数は6,872、平均年収は744万円です。

④日立金属

日立金属株式会社は、1956年に日立製作所が全額出資して統合分立させた、鉄鋼・電気炉メーカーです。
刃物・金型・工具・電子材・自動車鋳物・電線・アイソレータやセラミックス基盤など、大きなものから小さなものまで総合的に生産しています。


経済産業省と東京証券取引所が合同で選ぶ女性活躍推進企業「なでしこ銘柄」にも選定され、男女共同参画を担うだけでなく多様性社会に目を向けた雇用体制を敷いていることでも有名です。

日立御三家にも入っている通り、グループの中で非常に大きな役割を担っています。
港区港南の品川シーズンテラスに本社を置き、単独従業員数は6,708名、平均年収は671万円です。

⑤日立電線

日立電線株式会社は、2013年7月1日に吸収合併され「日立金属株式会社」になった電線・ケーブルメーカーです。

吸収合併後もノウハウや専門技術を活かしながら産業用・鉄道車両用・通信用など各業界に向けて電線ケーブルの開発・生産をしており、ほかにもマグネットワイヤーやGIGAスクールなども手掛けます。

日立金属同様、本社は港区港南の品川シーズンテラス内、単独従業員数は6,708名、平均年収は671万円です。

⑥日立システムズ

株式会社日立システムズは、日立グループの情報通信産業の中核を担うメーカー系システムインテグレーターです。

サイバーセキュリティ、銀行・信金・信組向けITソリューション、公共事業ライフサイクルソリューション「CYDEEN」、社会福祉法人向けパッケージソフト「福祉の森」など多数の商品サービスを提供するほか、デジタライゼーションサービスやWebグループウェアの構築・導入支援などコンサルティング業務も請け負っています。

品川区大崎に本社を置き、単独従業員数は9,761名、平均年収は583万円です。

⑦日立ビルシステム

株式会社日立ビルシステムは、「BUIL CARE」と呼ばれるマーケティングブランドを軸にエレベーターエスカレーターの設計開発・製造・販売・メンテナンスをおこなう企業です。

エレベーターやエスカレーターだけでなく建物のトータルソリューションができるのを最大の強みとしており、ビルの監理・セキュリティ・省エネ対策にも対応できるほか、総合型ファシリティマネジメントソリューション「BIVALE」を売り出すなど、ひと・ビル・社会の三方向からアプローチしています。

千代田区神田淡路町のワテラスタワーに本社を置き、単独従業員数は8,500人、平均年収は580万円です。

日立グループ内の年収/売上ランキングTOP5

日立グループの年収・売上ランキング

次に、日立グループ内の年収ランキングや売上ランキングを確認していきましょう。

年収ランキング

1位:日立製作所

2位:日立ハイテクノロジーズ

3位:日立物流

4位:日立キャピタル

5位:日立金属

日立グループの根幹である日立製作所がやはり、平均年収ランキングのトップを飾っています。御三家である日立金属、新御三家である日立ハイテクノロジーズや日立キャピタルも同様にランクインする一方、日立物流が3位に入りました。

株式会社日立物流は、物流・輸送・倉庫事業に取り組みながら、物流システム全体の委託事業(3PL=サード・パーティー・ロジスティクス)をおこなっています。製造業の根幹を支える物流網と倉庫管理システムを作るとともに、物流コンサルティングにも取り組み、企業のコスト削減に貢献しています。

日立物流の自社ビルは中央区京橋にあり、単独従業員数は1,374名、平均年収は800万円です。

売上ランキング

1位:日立製作所

2位:ルネサスエレクトロニクス

3位:日立建機

4位:日立ハイテクノロジーズ

5位:日立物流

年収ランキング同様、日立製作所が売上ランキングでもトップとなっています。同じく日立ハイテクノロジーズや日立物流がランクインしつつ、ルネサスエレクトロニクスや日立建機も高い売上を誇ります。

ルネサスエレクトロニクス株式会社は、三菱電機および日立製作所から分社化していたルネサステクノロジーと、NECから分社化していたNECエレクトロニクスの経営統合によってうまれた半導体メーカーです。江東区豊洲の豊洲フォレシアに本社を置き、単独従業員数は6,162人、平均年収は644万円です。

日立建機株式会社は、キャタピラーとコマツに次ぐ日本3位の建設機器メーカーです。ショベルカー・ホイールローダー・ダンプトラックなど各種機器を生産し、そのノウハウを活かしたダンプトラック自律走行システムや鉱山運行管理システムの提供もおこなっています。

本社は台東区東上野、単独従業員数は5,527人、平均年収は650万円です。

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まとめ〜日立グループの序列を分かりやすく解説!主要子会社の年収・仕事内容とは?〜

日立グループは、日立製作所を中心に形成された企業グループです。「トータルイノベーション」を軸に社会の根幹であるヒト・モノ・カネ全ての分野でサービス展開し、多くのファンを生み出してきました。

日本だけでなく世界的にも名の知れた超大手企業であるため従業員数も多く、福利厚生・年収・キャリアアップビジョンの平均値も高い傾向にあります。日立グループへの転職を希望するひとは、転職サイトや転職エージェントを上手く活用しながら応募していきましょう!