おすすめのIT転職エージェントをどのように選ぶべきかご存じですか?
転職を有利に進めるために欠かせない転職エージェントですが、選び方を間違えるとむしろ転職の妨げとなるリスクもあります。
働きたい業種が決まっているのなら、その業界に特化した転職エージェントを利用した方がよりスムーズに転職活動を進めることができるでしょう。
また、変化の激しいIT業界で有利な条件の転職を進めるためには、複数の転職エージェントを組み合わせて比較することも重要になってきます。
今回は総合的におすすめできるIT転職エージェントはもちろん、年代や業種ごとに活用していきたい転職エージェントについても細かく解説していきますので、転職を有利に進めたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
最終更新日:
この記事に登場する専門家・監修者
白根 陸夫 (しらね りくお)
株式会社キャリア・ブレーン代表取締役
日本におけるキャリア形成のパイオニア。
就職・転職ノウハウを確立した本邦における第一人者であり、「生涯現役」を体現している。
日系・外資系企業数社を経験し、人事・総務並びに関連業務に関する豊かな経験と知識を蓄積。
その間、社会保険労務士産業カウンセラー、行政書士等多数の資格を取得。
1996年に株式会社キャリア・ブレーン設立後、再就職支援サービスとキャリア・カウンセリングを数多く実施。
転職エージェントのブラッシュアッププログラムも展開している。
────────────────
瀧本 博史 (たきもと ひろし)
キャリコンリンク合同会社代表
教えて!gooの専門家:転職アドバイザー部門で回答数ランキング第1位、年間約2000件の職業相談を行う現役のキャリアコンサルタント。
2012年より地方自治体の職業相談員を機にキャリアコンサルティングを専門とした活動を開始。25年以上の実務経験をもとにした「時代の流れをくむ就職・面接指導」を得意とし、職業訓練校講師、自治体の求職者支援機関相談員、ハローワークでの職業紹介・相談員も経験。国立大学の特任講師や大学内での就職講演も担当。
これまでの相談実績は4万件超。現在は、国家資格キャリアコンサルタント希望者育成のため、厚生労働大臣認定講習キャリアコンサルタント養成講座の講師も担当している。取得資格は国家資格2級キャリアコンサルティング技能士(熟練者資格)、産業カウンセラー、米国NLP協会認定NLPトレーナー。著書:「
オンライン就活は面接が9割(青春出版社)」。番組監修:NHK総合「
ラランドのコワくない。オンライン面接」。
おすすめIT転職エージェント比較表
数あるIT業界対応の転職エージェントの中でも、様々な方に幅広くおすすめできる11社を徹底比較しました。
どの業者も会員登録は無料ですので、気になる業者を見つけたら公式サイトをチェックしてみましょう。
タイプ |
総合 |
IT特化 |
ハイクラス |
業者名 |
リクルートエージェント |
doda |
ビズリーチ |
マイナビエージェント |
type転職エージェント |
レバテックキャリア |
マイナビIT Agent |
ワークポート |
GEEKLY |
JACリクルートメント |
パソナキャリア ハイクラス |
形態 |
転職エージェント |
転職サイト |
転職サイト |
転職エージェント |
転職エージェント |
転職エージェント |
転職エージェント |
転職エージェント |
転職エージェント |
転職エージェント |
転職エージェント |
公開求人数 |
約104,000件 |
約74,000件 |
約123,000件 |
非公開 |
非公開 |
非公開 |
約15,000件 |
約40,000件 |
非公開 |
非公開 |
非公開 |
対応エリア |
全国 |
全国 |
全国 |
全国 |
1都3県 |
首都圏・関西・福岡 |
全国 |
全国 |
全国 |
全国 |
全国 |
模擬面接 |
〇 |
〇 |
× |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
スカウトシステム |
× |
× |
〇 |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
× |
〇 |
日程調整 |
〇 |
〇 |
× |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
年収交渉 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
総合版|おすすめな転職エージェント
総合的に見てバランスの良い転職エージェントを5社紹介します。
IT業界の転職で転職エージェントを活用してみたいと思っている全ての方におすすめできる業者ばかりです。
もしも迷うようなら、すべてのサイトを一度活用してみると良いでしょう。
大手転職エージェントは取り扱う求人数が多く、大企業の人事担当者とも強いネットワークをもっています。
求人数が多い分、幅広い業種と職種、地域をカバーしているので、希望する求人が見つかりやすいです。
また、「これから転職しようかな」といった場合でも、豊富な求人数から各業界の傾向を知ることもできます。
どの転職エージェントを選ぶかの判断基準としては、個別相談の有無や返信のレスポンス、実績とデータに基づいた支援体制がどのようになっているのかを確認するとよいでしょう。
リクルートエージェント
公開求人数 |
10万件以上 |
非公開求人数 |
16万件以上 |
対応エリア |
全国 |
業種 |
業種問わず |
年齢 |
年齢問わず |
リクルートエージェントは求人数も利用者も他の会社と比べると桁違いに多い、大手転職エージェントです。
IT特化型ではありませんが、IT転職市場へ早くから参入しているためノウハウ・人材・コネクションは豊富。
IT業界特化型転職エージェントと遜色のない対応力に定評があります
リクルートエージェントの口コミ・評判
常時10万件以上の求人があり、業界・業種問わず転職のサポートをしてもらえると評判を呼んでいます。
しかしその一方で、サービスを利用できる期間が3ヶ月しかない点にデメリットを感じているユーザーも少なくありません。
\リクルートエージェント公式サイトはこちら/
以下の記事ではリクルートエージェントの評判をまとめました。利用者の口コミやリクルートエージェントの特徴を紹介しておりますので、リクルートエージェントを利用して転職をしようとお考えの方は、是非ご覧ください。
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でも評判が気になる…。
ちゃんと対応してくれるのかな?
リクルートエージェントに対して、こんな悩みを抱えていませんか?
転職エージェントを選ぶときって結構、慎重になりますよね。[…]
doda
公開求人数 |
7万件以上 |
非公開求人数 |
3.5万件以上 |
対応エリア |
全国 |
業種 |
業種問わず |
年齢 |
年齢問わず |
大手転職サイトの中でも求人数が多く取り扱っている職種も幅広いdodaは、できるだけ早く就職活動を終わらせたいと思っている方に特に人気です。
dodaの口コミ・評判
dodaのアドバイザーは質が良いだけでなく、スピーディに対応してくれると評判です。
ただし、アドバイザーが多く在籍している分、担当者の良し悪しが極端に分かれやすいというデメリットに言及している口コミも多く見受けられます。
\doda公式サイトはこちら/
こちらの記事ではdodaの評判・口コミについて掘り下げています。
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ビズリーチ
公開求人数 |
12.3万件以上 |
非公開求人数 |
求人全体の80%以上 |
対応エリア |
全国 |
業種 |
業種問わず(高年収の求人が多め) |
年齢 |
年齢問わず |
ビズリーチはハイクラス向けの転職サイトです。
もともと高年収の方や自分のスキルや経歴に自信のある方は、自分に見合った求人を見つけやすいでしょう。
ビズリーチの口コミ・評判
ビズリーチでは他の転職サイトではなかなか見られないような高年収の求人を多く見つけることができます。
スカウトが多く来るのはメリットですが、むやみやたらにスカウトが来て信用できないという口コミも少なからず見受けられます。
\ビズリーチ公式サイトはこちら/
こちらの記事ではビズリーチの評判・口コミについて掘り下げています。
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ビズリーチの長所をフル活用すれば、あなたにピ[…]
マイナビエージェント
公開求人数 |
非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応エリア |
全国 |
業種 |
業種問わず(IT・通信系が多め)
|
年齢 |
20代(第二新卒含む) |
若者向けの求人を多く取り扱っているマイナビエージェントを利用すれば、経歴の少ない方でも転職を有利に進めやすくなります。
マイナビエージェントの口コミ・評判
一人ひとりに付く担当者の質が良く、対応も丁寧で親切だという口コミが目立ちます。
ただし、担当者によっては対応がずさんだったり、逆にしつこくしてきたりするケースもゼロではないようです。
\マイナビエージェント公式サイトはこちら/
こちらの記事ではマイナビエージェントの評判・口コミについて掘り下げています。
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マイナビエージェントは、転職活動に不慣れな若い世代の方の強い味方となり得る転職エージェントです。
しかし、ネット上で見かけるのはマイナビエージェントの良い口コミばかりではありません。
マイナスな口コミを見つけてマイナビエージェントの利用[…]
type転職エージェント
公開求人数 |
非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応エリア |
東京・千葉・埼玉・神奈川 |
業種 |
IT・事務系の求人多数 |
年齢 |
20代・30代(第二新卒含む) |
東京近辺で働きたいと思っている方向けの転職エージェントです。
type転職エージェントの口コミ・評判
type転職エージェントはアドバイザーの質が良く、親身になって対応してくれるという口コミが多く存在しています。
ただし、他のエージェントと比べると求人数が多くないため、紹介頻度が少ないと感じる利用者も少なくありません。
type転職エージェントは関東エリアに強い転職エージェントです。以下の記事ではtype転職エージェントの評判をまとめました。リクルートエージェントやマイナビエージェントと併せての利用を考えている人は、参考にしてください。
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type転職エージェントを利用したいけど、評判悪くないか心配...。
ちゃんと対応してくれるかな?
サポート体制、大丈夫かな?
こんな悩み抱えていませんか?
転職活動で自分に合う転職エージェントを選ぶのって大変ですよね[…]
IT業界特化型|おすすめ転職エージェント
近年、Web業界への進出を希望する転職活動者が増えつつあります。
そのような需要に応えるべく、IT系の求人を多く取り揃えている転職エージェントも増加中です。
その中でも特におすすめできる4つのIT転職エージェントを紹介します。
レバテックキャリア
公開求人数 |
非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応エリア |
首都圏・関西・福岡 |
業種 |
IT・外資系・Webエンジニア中心 |
年齢 |
年齢問わず |
レバテックキャリアはWeb業界に詳しい専門アドバイザーが在籍している、IT業界への転職に特化した転職エージェントです。
レバテックキャリアの口コミ・評判
IT系業界歴が浅い方でも転職できたという口コミが多く、IT特化型ならではのきめ細かなサポートが評判を呼んでいます。
ただし、対象エリアが限定されているため、サポート自体を断られる方も少なからずいらっしゃるようです。
\レバテックキャリア公式サイトはこちら/
以下の記事ではレバテックキャリアの評判や特徴をまとめました。IT業界や・WEB系に転職したい方は併せてご覧ください。
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「レバテックキャリアの評判を参考に、IT業界に強い転職エージェントを選びたい!」
そんな方のため、レバテックキャリアの評判について、わかりやすくまとめました。
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マイナビIT Agent
公開求人数 |
1.5万件以上 |
非公開求人数 |
9,000件以上 |
対応エリア |
国内すべて、海外一部エリア |
業種 |
IT・Webエンジニア |
年齢 |
20代・30代(第二新卒含む) |
担当者の熱意が高く、ユーザーが転職に成功するまで手厚いサポートを行ってくれると評判の転職エージェントです。
マイナビIT Agentの口コミ・評判
サポートが丁寧過ぎるぐらいしっかりしているマイナビの転職エージェントなので、アドバイザーの質の高さは信頼できます。
しかし、中には担当者のIT業種への専門性を疑うような口コミも見受けられました。
\マイナビITエージェント公式サイトはこちら/
以下の記事ではマイナビITエージェントの評判をまとめました。マイナビITエージェントのリアルな口コミや、基本情報を紹介しておりますので、IT業界に転職を考えている方やエンジニアの方は併せてご覧ください。
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マイナビIT AGENTを利用してみたけど評判がどうなんだろう?
マイナビIT AGENTってどんな特徴の転職エージェントだろう?
マイナビIT AGENTで転職活動は成功するかな?
こんなこと思ったことないですか?
[…]
ワークポート
公開求人数 |
4万件以上 |
非公開求人数 |
求人全体の70%以上 |
対応エリア |
全国(関東・関西・九州が多め)、海外一部エリア |
業種 |
IT・外資系・Webエンジニア・事務職など
|
年齢 |
20代・30代(第二新卒含む) |
15年以上もIT業界に精通してきたワークポートには、質の高いIT系の求人が多く存在しています。
ワークポートの口コミ・評判
ワークポートに関しては、サポートの質が良いという意見が特に多かったです。
アドバイザーは概ね親切なようですが、中には相性が合わない担当もいるようなので、無理せず担当変更の要請を出しましょう。
ワークポートの評判・口コミはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
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「ワークポートの評判がやばいって聞いたけど、どんな感じなんだろ?」 「ワークポートはIT系に強くて、未経験の転職者を力強くサポートしてくれるって本当?」
そんな方のため、この記事ではワークポートの評判・おすすめな人などを解説していきます。[…]
GEEKLY
公開求人数 |
非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応エリア |
全国 |
業種 |
IT・Webエンジニア |
年齢 |
年齢問わず |
GEEKLYはWeb開発系に強い転職エージェントで、ゲーム業界ともつながりのある業者です。
GEEKLYの口コミ・評判
「ゲーム業界に転職したいという目標がある方は、一般の業者では紹介してもらえない案件に出会える可能性が高いので登録しておくのがおすすめ」というの口コミが大半をしめています。
ただし他の転職エージェントと比較すると、サポートの手厚さに物足りなさを感じる方もいる様子です。
IT業界こそ転職エージェントを利用するべき4つの理由
IT転職エージェントを利用することで得られるメリットとはなんでしょうか。実はそれを知っていると知らないとでは、転職の成否に大きな影響が出ます。
ひとつずつ解説していきますので、エージェントを介することで得られる4つのメリットを順番に見ていきましょう。
非公開の求人に応募できる
非公開の求人というのは、IT企業が契約しているIT転職サイトに対して独自に展開している求人のことです。もしエージェントを介さずに転職するとなると自分で企業の求人を探さなければなりません。
しかしウェブサイトなどで求人情報がない企業もあります。それは企業側がマッチしている人材を取りたいと思っているからです。そのため非公開の求人をIT転職サイトと契約してマッチした人材を紹介する流れになっています。
つまり、自分のスキルにマッチした企業を紹介してもらえること、非公開の求人に応募できるというのが利点のひとつです。
模擬面接をしてもらえる
面接というのは職業安定所などでも練習できることです。しかし、IT企業の情報を知っているエージェントと職業安定所の職員ではどちらがよいでしょうか。
言うまでもなくエージェントからの模擬面接が有利に働きます。それはIT企業からの質問や、いままで転職してきた人たちの回答ノウハウを持っているからです。
模擬面接をするだけで、自信を持って面接に望むことができます。また自己分析にも役立つ内容が多いため、模擬面接を利用するのは重要なことです。
企業に関する詳しい情報を知ることができる
企業がIT転職サイトと契約して非公開の求人に応募できることを上記で説明しました。つまり企業が欲しい人材、内情、求めるレベルを詳細に知ることができます。
企業としても必要のない人材を取らなくて済むので、できるだけ詳細な情報を展開します。転職者が知り得ないことを知っているのはIT転職エージェントであるということを覚えておきましょう。
転職のプロからアドバイスがもらえる!
IT業界に強いエージェントというのは、IT業界における転職のプロということです。あなたが未経験の場合は特に心強いアドバイスが貰えます。
転職者は2019年の統計では351万人となっており、過去最多を更新しています。その中でもちろん転職エージェントを利用している人がいるわけです。
つまり、それだけ転職者の相手をしているプロのエージェントがアドバイスをしてくれます。自分で対策を立てるだけでは心許ないですが、プロのアドバイスがあるのはとても心強いです。
参照:総務省統計局「統計トピックスNo.123」より
https://www.stat.go.jp/data/roudou/topics/topi1230.html
IT業界の現状は?
コロナウイルスの影響が各企業の業績などに現れる中、IT業界の現在は堅調です。
国内市場規模は28兆円
IDC JapanのIT業界市場規模予測レポートによると、2020年の市場規模は28兆2,155億円です。
コロナウイルスの影響によりスマホ関連のデバイスやソフトウェア関連のマイナス成長も目立ちますが、2021年には軒並み回復することが予測されています。
50種類以上あるとされる業界の中でも上位に位置し、さらに年平均10%近い成長率を維持しています。
IT業界の平均年収は高水準!
IT業界の平均年収は、他業界と比べても高水準を維持しています。
経済産業省が調査した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」では、スキル標準レベルごとに平均年収の水準を公開しています。
スキル標準レベル |
レベルの基準 |
平均年収 |
レベル1 |
新人や初級者で仕事に慣れ始めたレベル |
437.8万円 |
レベル2 |
上位者の指導のもとに仕事ができる若手人材レベル |
499.2万円 |
レベル3 |
独立して仕事ができる中堅人材レベル |
576.0万円 |
レベル4 |
部下を指導できるレベル |
726.1万円 |
レベル5 |
社内での指導者や幹部レベル |
937.8万円 |
レベル6 |
国内で著名なレベル |
1129.9万円 |
レベル7 |
国際的に著名なレベル |
1129.9万円 |
国税庁の「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」によると、国民一人辺りの平均給与は441万円。
IT業界では新入社員レベルでも430万円近い平均年収があるため、業界でも高水準であることが分かります。
- 出典
- 平成30年分民間給与実態統計調査結果について
IT人材は不足している
IT人材の需要が急増しているため、IT業界では慢性的に人材が不足している状態です。
経済全体で見れば大きなマイナス要素ではあるものの、転職者にとっては有利な環境といえるでしょう。
経済産業省の「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、調査時の2015年時点の人材不足数は約17万人にものぼります。
さらに国内人口の減少に伴い、2019年をピークにIT関連産業への入職者が退職者を上回り、人材不足が深刻化する予測も公表されています。
IT業界についての知識を更に深めたい方にはこちらの記事もおすすめです。
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情報通信産業と呼ばれる「IT業界」は、時代の移り変わりや新たな技術開発に伴い、企業活動の幅を大きく変貌させてきました。
「インターネットを使う仕事かな?」
「エンジニアやプログラマーが活躍していそう」
という漠然としたイメージがあって[…]
関連記事
皆さんはIT業界に関する職種と聞くと、一体何をイメージするでしょうか?
システムエンジニアなど、人によって違ってくるかもしれません。
IT業界に関する職種は多岐に渡ります。IT業界で仕事していくなら、一体どのような職種が[…]
IT業界の今後は?
IT業界の現状についてさまざまなデータを基にお伝えしてきました。
IT業界は今後どのように変化していくのでしょうか。
IT人材の需要はこれからも増加する
現在はIT人材の不足懸念が高まりつつありますが、将来的にはさらに問題が深刻になっていく可能性があります。
経済産業省の「IT人材育成の状況等について」によると、ビッグデータやIoTなど先端IT人材の不足数は2020年に約4.8万人、情報セキュリティ人材は同19.3万人が不足することを発表しました。
また、「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」では、2030年のIT人材不足数を約59万人と予測するなど、2015年と比較して3.5倍に広がることが分かります。
IT技術には世界的な発展の余地が残る
今後もIT人材の需要が高まるのは、現在でもなお世界中でIT技術の進展が加速しているからです。
たとえば、最近注目されているIT技術のトレンドとして、次のようなものがあります。
- IoT:家電や車など、さまざまなもIoT:家電や車など、さまざまな物とインターネットを繋げる技術
- AIとビッグデータ:コンピュータに大量の情報を投与して人と同様に思考する人口知能を開発する技術
- AR:写真や映像の景色、地形などにコンピュータを使って情報を付け足す技術
- VR:その場にいるような体験ができる仮想現実空間を作り出す技術
- 5G:高速大容量を可能にする第5世代移動通信システム
- X-Tech(クロステック):金融(FinTech)や農業(AgriTech)など、さまざまな業界とITを組み合わせる新たなテクノロジー
このようにIT技術は常に進化しているため、企業は同時に必要な人材を常に探している状態です。
今後もIT業界はTOP産業として世界を牽引する
国内でもIT業界の存在は大きくなりつつありますが、世界ではすでにTOP産業として君臨しています。
世界的なリサーチ会社Gartnerの「Gartner Says Global IT Spending to Reach $3.8 Trillion in 2019」によると、世界のIT市場規模は約3.8兆ドル(日本円約400兆円)。
さらに「Yahoo!JAPANファイナンス 米国株ランキング」を見ても、アメリカの時価総額トップ10にはAppleやMicrosoft、Googleなど多数のIT企業がランクインしていることが分かるでしょう。
時価総額が高いということは世の中の時流を生み出す力を持っていることと等しく、世界のTOP産業に君臨しているといっても過言ではありません。
インド・中国の躍進
世界的なIT企業といえば、GAFA(Google・Amazon・Facebook・Apple)やアメリカ・シリコンバレーに拠点を置く企業の役割が中心的でした。
しかし、2018年頃から中国やインドの躍進が目立ち始め、世界でも支配的な存在へと変貌しつつあります。
2019年に発表された世界企業の時価総額ランキングでは、テンセントやアリババ・グループ・ホールディングスなどの中国企業がベスト10入りを果たしました。
インドでは、2000年には80億ドル(日本円約8,600億円)ほどの時価総額が、2017年には1,540億ドル(同17兆円)にまで拡大するなど急激な成長を見せています。
いまや国際的にもインドはIT人材の最大の輸出国であり、2006年にはGDPの40%をIT産業が占めていました。
特にインドは毎年1,000社以上のスタートアップが誕生していることもあり、ゆくゆくは中国・アメリカをも抜く経済規模に到達することが予測されています。
IT業界の今後について詳しく掘り下げたい方にはこちらの記事もおすすめです。
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ハイクラス特化型|おすすめIT転職エージェント
現時点で年収が高い40代、50代の管理職の方や若いうちから高収入の会社で働きたいと思っている方は、ハイクラス型の転職エージェントを活用するのが得策です。
今回は評判の良い3つのハイクラス型エージェントを紹介します。
ビズリーチ
総合型でも紹介した転職サイトですが、全体的に高収入者向けの求人が多いので、転職後に年収を上げたいというハイクラスの方も必見です。
ビズリーチに自分のスキルや経歴を詳しく記載しておくと、大手企業などからスカウトが入る可能性があります。
特に重視されるのが本人の経験とスキルになるので、転職を予定している方は早くからビズリーチに情報を登録しておくようにすると良いでしょう。
\ビズリーチ公式サイトはこちら/
JACリクルートメント
公開求人数 |
非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応エリア |
全国 |
業種 |
IT・金融・外資系・専門職 |
年齢 |
年齢問わず(ある程度のキャリアは必要) |
完全にハイキャリア向けにサービスを展開しているJACリクルートメントを利用すれば、自分の能力に見合った会社への転職が可能になります。
JACリクルートメントの口コミ・評判
ハイキャリア型の転職エージェントでは珍しく、面接対策や書類選考対策などを一緒に考えてくれたり、フォローしてくれたりする親切な会社というイメージが強いです。
ただしJACリクルートメントの求人レベルはどれも高く求められるスキルに自分が追い付いていないと上手く活用できない可能性があります。
\JACリクルートメント公式サイトはこちら/
以下の記事ではJACリクルートメントの基本情報や評判をまとめました。JACリクルートメントを利用してハイキャリア転職を考えているは、併せてご覧ください。
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結論:JACリクルートメントの総合評価
転職支援実績
[star-list number=4.0] 4.0
求人数
[star-list number=3.0] 3.0
サポート対応
[star-[…]
パソナキャリア ハイクラス
公開求人数 |
非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応エリア |
全国(一部地方は除く) |
業種 |
IT・Webエンジニア・外資系・事務 |
年齢 |
20代・30代(第二新卒) |
パソナキャリア(ハイクラス)は高年収の求人を扱っているにもかかわらず、幅広く業種を網羅していることが最大の特徴です。
パソナキャリア ハイクラスの口コミ・評判
アドバイザーの質が良いため、転職活動が初めてだという方には特に人気があります。
全国に店舗はあるものの、実際にアドバイザーとの面談ができるのは一部支店だけです。
住んでいるところや能力によってそもそもサービスを利用できなこともあるという点は、よくデメリットとして挙げられています。
ハイクラス転職をして年収UPを狙っている方は、以下の記事も併せてご覧ください。
年収800万円以上、外資系といったエグゼクティブ案件を紹介してくれる転職エージェントをまとめました。
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そんな方のため、ハイクラス狙いの方におすすめの転職エージェントを特徴別にお伝えしていきます。
ハイクラス狙いの方におすすめの転職エージェントの特徴をおさえて、各転[…]
年齢・特徴別|ITおすすめ転職エージェント
自分の年齢や特徴にあった転職エージェントを利用できるかどうかという点は、転職活動において非常に重要です。
自分の属性に合った業者のサポートを受けることで、転職活動はよりスムーズに進んでいきます。
ここでは各属性にあったおすすめのIT転職エージェントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
20代の転職には、もともと備わっているポテンシャルが大切です。たとえ未経験であっても、学歴や意欲に応じた転職が可能です。
30代の転職には、リーダーシップや専門知識、成果が大切です。これまでの経験から即戦力であるかどうかがポイントとなります。
40代の転職には、マネジメント経験の質と柔軟性が大切です。豊富な職務経験の中から自身の強みがしっかりと絞り込めているかどうかがポイントとなります。
最近の傾向としては、会社や業界・職種が変わっても通用するビジネススキルや資格を持っている方を歓迎する傾向にあります。
20代向け転職
20代におすすめのエージェントは、以下の3社です。
20代の場合はまだキャリアやスキルが十分でないことの方が多いため、人柄ややる気などをアピールしていく必要があります。
上記のエージェントは自己アピールの方法や効果的な受け答えについて、しっかりとアドバイスをしてくれる頼もしい業者ばかりです。
20代で転職を考えている方で、どの転職エージェント・転職サイトを使えばいいか迷っている方は、以下の記事も参考にしてください。
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20歳代という若さで転職を考える場合、将来への夢と希望がある反面、大きな不安も抱えている人が多いことでしょう。
この記事では、おすすめ転職サイトをご紹介するとともに、その活用方法や注意点などについて詳しく紹介していきます。
この記事を読[…]
30代向け転職
30代向けの転職エージェントを探しているという方は、以下の3社を利用してみましょう。
30代の転職希望者の方は、自分の経歴を活かしてキャリアアップしていきたいと思っている方が多い印象です。
上記3社なら自分の強みを生かした転職活動を進めやすいでしょう。
30代で転職をして、キャリアアップを狙っている方は以下の記事も併せてご覧ください。30代におすすめのIT転職エージェントを徹底比較しました。
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「転職したい…。」「でも30代でいい仕事に出会えるかな?」「30代でおすすめの転職エージェントってあるのかしら?」「30代の私におすすめのがあったら、教えてほしい。」と悩んでいませんか?
転職活動って、悩むことが多々ありますよね?
そこ[…]
女性向け転職
女性の転職を徹底的にサポートしてくれると評判なのは、以下の3社です。
女性向けの求人を多く取り扱っていたり、性別ではなくあくまでもキャリア重視の求人を紹介してくれたりする大手転職エージェントは、女性の方でも利用しやすいと感じる場合が多いでしょう。
以下の記事では女性におすすめのIT転職エージェントをまとめました。中には女性専門の転職エージェントもあり、総合転職エージェントとの違いも記載しています。転職を考えている女性の方は、是非併せてご覧ください。
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第二新卒におすすめのIT転職エージェント
第二新卒の方の就職活動を全力でサポートしてくれるおすすめのIT転職エージェントは、以下の3社です。
第二新卒の方が悩みやすい転職理由の説明の仕方や自分の市場価値の伝え方など、実戦的なアドバイスがもらえる会社がランクインしています。
以下の記事では第二新卒者専用に、おすすめのIT転職エージェントをまとめました。より確実に、そしてスムーズに転職したいという
第二新卒の方は併せてご覧ください。
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と悩んでいませんか?
転職活動では考えるべき要素が多く「考え[…]
未経験・経験の浅い方向け
全く新しい分野や慣れていない分野にチャレンジしたいという方には、以下の3社がおすすめです。
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以下の記事では未経験職に転職する際に、役に立つ知識をまとめました。未経験だけど挑戦したい業界がある方や、未経験でも求人があるのか知りたいという方は、是非参考にして下さい
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外資系転職
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ベンチャー転職
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以下の記事ではベンチャー転職に強い転職エージェントをまとめました。ベンチャー企業に転職して、スキルを付けたい・やりがいを感じたいという方は是非参考にしてください。
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転職エージェントと併用したい|おすすめIT転職サイト
転職エージェントに登録するだけでは、紹介してもらえる求人が少なくなる可能性があります。
そのため、より多くの求人を探して積極的に応募したいと考えている方は、以下の転職サイトを併用するのがおすすめです。
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転職サイトと転職エージェント[…]
マイナビ転職
公開求人数 |
1万件以上 |
非公開求人数 |
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対応エリア |
全国、海外一部エリア |
業種 |
業種問わず |
年齢 |
年齢問わず |
マイナビ転職は様々な職種の求人を取り扱っています。
公開している求人の数はそれほど多くありませんが、会員向けに紹介してくれる非公開求人の充実度が高いと評判です。
リクナビNEXT
公開求人数 |
4.5万件以上 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応エリア |
全国、海外一部エリア |
業種 |
業種問わず |
年齢 |
年齢問わず |
求人数が多い転職サイトとして有名で、CMなどでもよく目にする会社です。
営業系やIT系の職種に強く、どの年代でも応募できる求人が多数見つかります。
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キャリトレ
公開求人数 |
非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応エリア |
全国 |
業種 |
業種問わず |
年齢 |
20代 |
条件やスキルなどを入力すると、もっともマッチする求人を紹介してくれる「レコメンド機能」が人気です。
アプリを主な媒体にしているので、外出先からでも精力的に転職活動を進められます。
業界調査で差がつく|おすすめIT転職情報サイト
新しい業界に未経験で挑もうとしている方はもちろん、同じ業界内で転職する予定だという方も転職活動前の業界調査は欠かせません。
業界調査を行うことで自分の市場価値をしっかりとチェックできます。
ここで紹介する転職サイト4社は、どこも業界調査に便利なサイトばかりです。
JobQ
実際にその業界に勤めている方に質問ができるJobQは、他のサイトよりもリアルな実情を知れると評判です。
質問をする側は身分を明かす必要はなく、回答する側の個人情報も守られるので、本音を知りたければ登録しておいて損はありません。
転職を希望する業界に知り合いがおらず誰にも質問できない困っている方は、ぜひ会員登録をしてみましょう。
OpenWork
OpenWorkは会社の口コミが知れるだけでなく、求人も探せる便利な転職サイトです。
実際に働いている、もしくは働いていた社員の方からのリアルな口コミを確認できるので、ブラック企業を避けたい場合などに活用できます。
どのような人材が求められているのか知ることもできるので、転職活動には必須のサイトです。
転職会議
企業の内情を知ることができる転職会議も有名です。
掲示板のような形式で口コミが見られるので、良い意見から悪い意見まで様々な情報が見られます。
会員登録をする際に自分の情報をや勤め先を正確に登録する必要があるので、情報の信ぴょう性が高いです。
ミイダス
自分自身の市場価値をチェックしたいという方におすすめなのが、ミイダスです。
キャリアや資格情報を入力すると、自分に合っている会社や年収を知ることができます。
オファーシステムもあり求人情報も3万件以上閲覧できるので、転職活動でキャリアアップを目指している方は一度利用してみても損はないでしょう。
IT転職エージェントの基礎知識
転職エージェントが転職活動に必須なことは知っていても、具体的なサービス内容などはよく分からないという方のために、転職エージェントの知っておくべき知識について解説します。
転職エージェントとは?
転職エージェントは、転職をしたいと思っている方の活動をサポートしてくれる会社です。
登録者一人ひとりにキャリアアドバイザーが付いてくれるので、その人と協力しながら転職活動を進めていくことができます。
以下のような手厚い支援を受けることが可能で、料金は一切かかりません。
- 希望にマッチする求人紹介
- 模擬面接
- 履歴書や職務経歴書の書き方レクチャー
- 日程調整
- 年収交渉
はじめての転職で不安な方でも、転職エージェントを活用すればスムーズに転職活動を進めることができます。
転職エージェントに求人募集の理由を確認しよう。
求人の発生は3つ。
・増員(事業拡大)
・欠員(退職補充)
・入替(リストラに伴うハイーパフォーマー採用)
求人ニーズを的確に見極め、自身の実力と分相応の求人に
応募することが転職を成功させる秘訣。
転職エージェントと転職サイトはどう違う?
転職エージェントは活動のサポートを中心に行ってくれますが、転職サイトは求人情報の提供を第一に行ってくれます。
しかし、転職サイトでは自分に担当者が付くことはないので、転職エージェントほどのサポートは受けられません。
特に以下のような方には、転職サイトの利用をおすすめできます。
- 自分のペースで転職活動を進めていきたい方
- とにかく多くの求人に申込みたい方
- 転職エージェントと併用して利用したい方
以下では転職エージェントと転職サイトの違いをまとめました。
今あなたが転職を考えていて、転職エージェントと転職サイトどちらを使えばいいか迷っている場合は参考にしてください。
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転職エージェントと人材派遣会社はどう違う?
転職エージェントは、あくまでも企業と求職者の架け橋を行う会社なので、求職者と雇用契約を結ぶことはありません。
一方、人材派遣会社の場合はまず求職者と契約を結び、派遣人材として各企業に紹介していきます。
人材派遣を利用する場合は正社員として転職することができなくなるので、正社員を希望している方は転職エージェントを利用するべきです。
転職エージェントを使うメリット・デメリットは?
転職エージェントを上手く活用できれば、以下のようなメリットを享受できます。
- サポートを受けながら転職活動を有利に進められる
- 面接や書類の対策ができる
- 交渉や日程調整などを任せられる
一方で以下のようなトラブルが生じてしまうケースもあるため、注意が必要です。
- 担当者との相性が悪いと転職活動が滞ってしまう
- 担当者からのしつこい電話やメールに悩まされる
- 期限切れでサポートが終了してしまうこともある
各社の特徴をしっかりと把握し、担当者と上手にコミュニケーションを取りながら進めていけば、無用なトラブルを避けられるでしょう。
IT転職エージェントのおすすめな選び方
転職エージェントは有名な物でも数十社存在しているので、どこを利用するべきか迷ってしまう方も少なくないでしょう。
そこで、自分に合った転職エージェントを絞り込むために注目してほしいポイントをいくつか紹介します。
転職希望者には、すでに備わっていることを前提として入社後の基本的な研修や指導がない場合があります。
採用側は年代を問わず、転職希望者には即戦力としての期待をかけているので「教えてもらおう」という受け身の姿勢ではなく、成長意欲や積極性が重要です。
このため、転職エージェントを活用する際には、できるだけ詳細なプロフィールを登録し、キャリアアドバイザーと積極的なやりとりをすることを心がけましょう。
また、キャリアアドバイザーによっては個別に非公開求人をもっていることがあるので、良好な関係が築けるようマナーにも気をつけましょう。
転職の希望・条件を明確にする
転職したい職種や会社の条件などをあらかじめはっきりさせてきましょう。
自分自身の希望や条件が定まっていないと、転職エージェントを使っても全く興味のない求人しか紹介してもらえないという事態に陥りかねません。
求人の内容で選ぶ
転職エージェントのサイトに行けば、公開している求人を確認することができます。
転職したい業界の求人が多く掲載されていたり、必要な情報が詳しく掲載されていたりする転職エージェントを選ぶようにしましょう。
サービス・サポート内容で選ぶ
転職エージェントごとにサービス内容は細かく異なりますので、自分がどのようなサポートを受けたいのかで選ぶと効果的です。
以下のように受けたいサポート内容を書きだしてみて、サポート内容がマッチしている転職エージェントを選ぶのが良いでしょう。
- 面接の練習を手伝ってほしい
- 未経験の業界について詳しく教えてほしい
- スカウトやオファーをもらいたい
IT転職エージェントのおすすめな活用術
転職エージェントに登録すれば誰でも簡単に転職できるのかというと、実はそうではありません。
エージェントのサポートにばかり期待せず、自分の方でも様々な工夫をして有効活用していく必要があります。
具体的な活用方法は以下の通りです。
複数社登録するのが基本
転職エージェントは、基本的に2社以上登録するのがおすすめです。
1社にだけ頼っていると求人内容やサポート内容が偏ってしまうので、なるべく特徴の異なるエージェントを複数利用するようにしましょう。
以下の記事では、なぜ転職エージェントは複数登録しなければならないのか?その理由をまとめました。複数の転職エージェントに登録する際のメリット・デメリットも詳しく記載していますので、是非参考にしてください。
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間口は広めに設定する
条件や職種を狭め過ぎずに、間口を広くしておくことも大切です。
希望を叶えることも大切ですが、それで転職活動がストップしてしまっては元も子もありません。
間口をある程度広めに設定しておいた方が、エージェント側も仕事を紹介しやすくなります。
経歴・スキル・動機を盛らない、手を抜かない
自分のキャリアやスキル、持っている資格の情報などは、決して偽ってはいけません。
嘘をつくことで正しくサポートが受けられなくなるどころか、サポート自体を拒否される恐れもあります。
面倒くさいからと職務経歴書などを適当に描くのもご法度。
また、転職理由も入社後の活躍を推し量るのに重要な項目です。
転職理由に迫力はあるか?
「貴社の将来性」は陳腐な言葉。
応募先の事業目的をHPでしっかり確認する。
自身のキャリアビジョン(仕事上で目指す方向性)と事業目的が
同期(シンクロ)することをアピールする。
相手にこの人材と協働したいという気にさせるのが採用されるコツ。
相性の良い担当者が見つかるまで変更できる
自分の担当になったアドバイザーとの相性が悪いと感じたら、すみやかに変更申請を出しましょう。
担当者の良し悪しでその後の人生が大きく変わる可能性も十分にあるので、遠慮する必要はありません。
担当者本人に申し出るのが難しければ、本社の方に連絡してみると良いでしょう。
同じ案件に複数社経由で応募しない
複数の転職エージェントを利用する場合は、それぞれから同じ企業に応募してしまわないように注意しましょう。
会社からの心証が悪くなるばかりか、転職エージェント側から利用を断られる可能性もあります。
その他のIT転職エージェント・サイト
まだ紹介できていないおすすめのIT転職エージェントがいくつかあるので、気になるという方はぜひ目を通してみてください。
ランスタッド
公開求人数 |
2,000件以上 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応エリア |
関東地方 |
求人内容 |
派遣求人専門 |
年齢 |
年齢問わず |
派遣社員向けの転職エージェントです。
スキルや経験に自信がない方や正社員として働くことが困難な方でも、希望通りの求人を見つけることができます。
デカルトサーチ
公開求人数 |
非公開 |
非公開求人数 |
非公開 |
対応エリア |
海外 |
業種 |
IT・Webエンジニア |
年齢 |
年齢問わず |
Webエンジニアとして海外を拠点に活動したいと思っている方向けの転職エージェントです。
自分のスキルや語学力に自信があるという方は、デカルトサーチを利用することでキャリアアップが望めます。
IT転職エージェントについてのよくある質問
転職エージェントの利用を検討している方がよく抱く疑問点について解説します。
転職予定はまだ先だけど転職エージェントに登録しておいても大丈夫?
転職の予定がまだ先であったとしても、登録できる転職エージェントはたくさんあります。
早めに登録しておくことで、最適なタイミングで転職できる可能性が高まるでしょう。
ただし、サポート期限が決まっている会社もあるため、その点には注意が必要です。
30代ニートや高卒でも利用できる転職エージェントはある?
はい、もちろんあります。
学歴や職歴を問わずサポートしてくれる転職エージェントは複数ありますので、安心してください。
特におすすめなのは、以下の2社です。
IT転職が有利になる資格は?
転職の際、資格は転職者のスキルや努力を評価する客観的な指標になります。
リクナビNEXTTech総研による200人のITエンジニアを対象にした調査によると、次のようなIT系資格に対して報奨金がケースが多いようです。
- ITパスポート
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者試験
- 情報処理安全確保支援士
- Tストラテジスト:約2万6,000円
- プロジェクトマネージャ:約1万4,900円
- データベーススペシャリスト:約1万円
- ネットワークスペシャリスト:約1万円
- ITサービスマネージャ:約1万円
- エンベデッドシステムスペシャリスト:約1万円
具体的な報酬額がわからないモノやその会社によって多少のバラツキがあるでしょう。
しかし、ITの専門知識を形にすることで月プラス5万円・年間60万円増やせる可能性があることは記憶に留めておきたいところです。
その他、主要なIT関連の資格をまとめてご紹介します。
- 国家資格
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資格名 |
詳細 |
ITパスポート(IP) |
IT未経験者・初心者。主にITに関する幅広い知識を身につけたい人 |
情報セキュリティマネジメント(SG) |
情報セキュリティの知識を身につけ、ITの安全に利活用したい人 |
応用情報技術者(AP) |
IT業界で高度人材として活躍したい人 |
基本情報技術者(FE) |
ITエンジニアの基礎となる資格。情報処理のベーシックな知識を身につけたい人 |
ITストラテジスト(ST) |
ITを高度に活用し企業の経営戦略に活かしたい人 |
システムアーキテクト(SA) |
上級エンジニアを目指す人。システムエンジニアとして一定のスキルを証明したい人 |
プロジェクトマネージャ試験(PM) |
プロジェクトメンバーを率いるマネージャーを目指す人 |
ネットワークスペシャリスト(NW) |
ネットワークエンジニア・インフラ系エンジニアを目指す人 |
エンベデッドシステムスペシャリスト(ES) |
組込みエンジニア・IoT系エンジニアを目指す人 |
情報処理安全確保支援士(SC) |
セキュリティコンサルタントを目指す人 |
データベーススペシャリスト(DB) |
データベース管理者・インフラ系エンジニアを目指す人 |
- ベンダー資格
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資格名 |
詳細 |
AWS認定試験 |
AWS(Amazonのクラウドサービス)に必要な知識・スキルを習得したい人 |
シスコ技術者認定プログラム |
Cisco製品に関する知識やネットワーク技術を習得したい人 |
オラクルマスター |
オラクルデータベースの管理スキルを習得したい人 |
Microsoft認定資格プログラム |
マイクロソフト製品についての知識と技術を習得したい人 |
Java SE 11 認定資格(Oracle |
プログラミング言語 Javaのスキルを習得したい人 |
- ベンダーニュートラル資格
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資格名 |
詳細 |
ETEC |
組み込みのソフトウェア技術者を認定するための試験となっています。 |
PMP |
アメリカのPMI本部が運営している試験です。 |
XMLマスター |
インターネットの標準技術と言われており、XMLマスターはこれらの技術や知識を認定するための資格です。 |
Ruby技術者 |
Rubyは日本でよく使用される言語なので、取得して損はしない資格となっています。 |
ISEB |
インフォメーションシステムに関する技能を認定するための試験です。IT業界では重視されつつあるベンダーニュートラル資格で、受験者も年々増えています。 |
SNIA |
こちらはネットワーキングストレージに関する知識を問う試験です。 |
UMTP |
OMGと同じように、UMTPもUMLモデリング技術を認定するための試験です。ベンダーニュートラル資格の中でも人気を集めています。 |
LPIC |
Linuxという言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。LPICはLinuxの技術者を認定するための試験です。世界共通のソフトなので、知識を身につけたい人は取得を検討するといいでしょう。 |
ITコーディネーター |
経済産業省が推奨している民間の資格です。ITコーディーターについての知識を身につけたい人にはおすすめです。 |
IT転職の際にエージェントに伝えれば、「この人、できる」という印象を与え優先的に対応してくれる可能性があります。
というか筆者は実際にITコーディネーターで査定を上げた経験があり、向上心のある方にはぜひおすすめしたいアクションです。
IT転職に有利な資格についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。
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必要とされるITの資格を手につけ転職した方がいいかな、、、?
こんな悩みを抱いていませんか?
この記事を読めば、IT転職に有利になる資格10個を理解でき、不安で一歩を踏み[…]
コロナが転職エージェントに与えた影響は?
新型コロナウィルスの蔓延は、転職市場にも大きな影響を与えています。
次に代表されるような変化が今この瞬間も起こっています。
- 中途採用のオンライン化
- リモート/在宅勤務前提の求人増加
- 副業経験が中途採用での評価軸へ追加
特に、企業の中途採用プロセスがオンライン化したことで、従来より第二新卒のハードルが下がっていると考えられます。
転職エージェントとの面談もオンライン化が進み、差別化として対面での面談を押し出すエージェントも出てきています。
また、リモート作業の増加により、転職した後の交流が減少している点も大きな変化の一つです。
企業側は転職者の定着や、OJTの効率化などの課題に追われている状況です。
副業に対しポジティブなスタンスの会社が増えていることは、多様化する働き方を示すポジティブな材料です。
自分のビジネスセンスをアピールしたり、第二新卒で転職した後に副業をスタートさせるハードルが下がったりといった可能性が広がっています。
こうした変化をチャンスと捉えて柔軟に対応できる人材こそ、Afterコロナの第二新卒転職を成功に導ける人材です。
Afterコロナ・Withコロナにおける転職市場の変化については、こちらの記事で詳しく解説しています。
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転職エージェント、結局どこがいいの?選び方を知りたい!
転職希望女子
各社の評判が気になる
数多くある転職エージェント。
転職活動は人生を左右するイ[…]
おすすめのIT転職エージェント|まとめ
転職エージェントは基本的に無料で利用できるところばかりなので、気になる会社を見つけたら思い切って登録してみるのがおすすめです。
エージェントとの相性もありますので、1社に絞らずに何社か同時に利用するようにしましょう。
複数社利用する場合は「総合型+ハイクラス型」など、ジャンルの異なるエージェントを組み合わせて利用するとより転職活動の幅が広がります。
まだ一度も転職エージェントを利用したことがないという方は、試しに「リクルートエージェント」を利用してみましょう。
幅広いジャンルの求人が揃っていて、なおかつサポートも充実しているので非常におすすめです。
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